通常学校で働く看護師の課題
 

医療的ケアに関して相談できる人が誰もいない環境
通常の学校や幼稚園で、医療的ケアを実施する看護師の多くは、各学校に一人配置となっています。そのため、医療的ケアなど含め、ちょっとしたことを気軽に相談できる仲間がいません。
このように１人で孤軍奮闘している看護師たちが集える場としての学校看護師のコミュニティーをＭＥＰＬでは造り、仲間と共に学校看護のスキルをあげていく取り組みをしていきたいと考えています。

高度で多様な医療的ケアの担い手にならないといけない
現代の医療の高度化により、通学している子どもに実施されている医療的ケアは多岐に渡っています。数年前までは、学校で実施される医療的ケアは「吸引」と「経管栄養」が主でしたが、現在は様々な医療的ケアが必要な子どもたちが通学しています。
このような環境の中、安全に医療的ケアが、実践できるように、学校看護師は、最新の知識や技術を習得していく必要があります。しかしながら、上記に示したように学校看護師は、一人で勤務しているケースが多く、学習環境は十分ではありません。
そこでＭＥＰＬでは、仲間作りと共に学校看護業務を高められる場や研修の提供をしていくことを目指していきます。